こんにちは。インベーダーです。
資産運用に興味が出てきて、節税にも資産運用にも最適だし、老後資金づくりにまずはiDeCoから始めてみようかなと考えた方。
大正解です。そんな方がこれからiDeCoを始めるにあたっての始め方をお教えします。
この記事では、いざ始めるにあたってiDeCoの口座をどこで開設するかを教えていきたいと思います。
iDeCo口座をつくる上で注意すること
iDeCo口座は1契約者につき1つの口座しかつくることができません。
しかし、iDeCo口座を開設することができる金融機関は銀行や信託銀行、証券会社、信用金庫などたくさんあります。
なので、iDeCo口座選びはしっかりと行う必要があるのです。
最適なiDeCo口座とは
その中で最適なiDeCo口座を選ぶポイントは2点です。
①かかる手数料が安い
②運用する商品ラインナップが良い
この2点をそれぞれ見ていきます。
![](http://invadersensei.com/wp-content/uploads/2020/12/micheile-henderson-ZVprbBmT8QA-unsplash-1024x683.jpg)
①かかる手数料
iDeCoを運営していく上でかかる手数料があります。
では、その手数料はどこに対しての手数料かと言うと
- 国民年金基金連合会
- 事務委託先金融機関(信託銀行)
- 証券会社←これは加入者が選べる
以上3つの機関です。
初回手数料
iDeCo口座を開く初回のみかかる手数料で1.国民年金基金連合会に対して2,829円支払います。
初回手数料は2.事務委託先金融機関と3.証券会社には支払わないので、iDeCoをやる上では必ずかかる手数料です。
ただ、証券会社によって3.証券会社に手数料を支払うところがあるので注意。
もし、2,829円より多く初回手数料を取っていたらそこでiDeCo口座を作るのはやめておいた方がいいです。
iDeCo口座を開くときに初回の掛け金から差し引かれるのが一般的。
運用時にかかる手数料
毎月掛金を積み立てることになるので、その積み立て時に手数料がかかります。
1.国民年金基金連合会に毎月105円。2.事務委託先金融機関に毎月66円。
この合計171円は必ずかかってしまいます。
でも注意!!3.証券会社への手数料はかかるところとかからないところがあります。
証券会社によってはこの手数料を300円くらいとるところもあるので、必ず無条件で0円の証券会社を選びましょう。
取り崩すときの手数料
60歳以上になって積み立てたiDeCo資産を取り崩す時にかかる手数料。
2.事務委託先金融機関に対して1回につき440円かかります。
これはどの証券会社でも変わらないので、今から始める人はスルーでもかまいません。
手数料で注意すること
iDeCoを行う上で必ずかかってしまうものと、そうでないものがあります。
1.国民年金基金連合会と2.事務委託先金融機関への手数料は仕方がないのですが、3.証券会社への手数料はかからないところを選びましょう。
手数料がかかるのではiDeCoは損では?という疑問がある人もいるかと思います。でも、運用時に毎月171円、年間で2,052円です。毎月10,000円積み立てたとしても、年末調整や確定申告で12,000円税金が返ってくるのでiDeCoをやらない人よりも1万円ほどお得になります。
![](https://invadersensei.com/wp-content/uploads/2021/01/william-iven-jrh5lAq-mIs-unsplash-1024x680.jpg)
②運用する商品ラインナップが良い
商品ライナップが豊富ではなく、良いと書きました。実際に運用していくのに、選ぶファンドは1〜5くらいではないでしょうか。ということは、たくさんありすぎても迷うだけなので、ちゃんと良い商品を並べてあるかがポイントになります。
良い運用商品とは?
手数料が安く、長期的な成長が見込めるファンドです。
株式だったらアメリカ株のS&P500や全世界の株価に連動するよなインデックスファンドです。
安定資産をポートフォリオに組み込みたい場合にも対応できるように手数料の安い債権ファンドもラインナップに入っているものがいいでしょう。
おすすめのiDeCo口座は?
SBI証券、マネックス証券、楽天証券の3つです。
この3つの証券会社は①の手数料が最安で、②の良い投資商品がそろっているという2つの要件を満たしています。
3つともネット証券なのでネットから各社のサイトのiDeCo解説ページから口座を開設することができます。
各証券会社ごとのおすすめiDeCoファンド
SBI証券&マネックス証券
この2つにはemexis slimというシリーズのファンドがあります。
このemexis slimシリーズから全世界株式1本で組んでもいいし、先進国株、日本株、新興国株や債権など複数のファンドを組み合わせるのもありだと思います。
初心者であれば、全世界株式1本でいくことをおすすめします。
楽天証券
楽天証券にはemexis slimシリーズはありません。でも、楽天全米株式(楽天VTI)と楽天全世界株式(楽天VT)があり、emexis slimと並ぶ優良ファンドです。
初心者であれば楽天全世界株式(楽天VT)を選ぶのがいいと思います。
ある程度知識があって、自分でファンドを組み合わせていきたい人はSBIかマネックスの方が細かいカスタマイズには向いていると思います。
まとめ
iDeCoを始める上で、どのiDeCo口座を開設するかを書きました。
ポイントは2つ!
①かかる手数料が安いこと
②投資するラインナップが良いこと
そうなると、ネット証券がやはり強く、マネックス証券・SBI証券・楽天証券あたりが候補にあがります。あとは各社のホームページを見て、どれが自分に合ってそうかを見れば、以上の3社であれば間違いないと思います。
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