こんにちは。インベーダーです。
投資を始めたことない人は、なぜ日々価格が変動する株への投資なのに、定期積立でどんどん資産が増えていくのか疑問に感じている人もいますよね?
今回はその疑問を解決するために、定期積立で資産が増えていくカラクリを説明していきます。
100%の完全勝利は狙わない!!
安いときに買って高いときに売る。これができれば儲けることができます。
じゃあ、安いときっていつでしょうか?
下のチャートはアメリカの株価指数S&P500の10年間の株の値動きをあらわしたものです。
![](https://invadersensei.com/wp-content/uploads/2021/01/img_4902.jpg)
このチャートでいうと安いときは2018年12月と2020年3月です。
でもこれって今だから安いって言えますけど、下がっている状況で、なおかつこれが回復すると予想してそのポイントで勝負できます?
そんなの怖くてできないし、明らかにギャンブルです。
株価を予想することはプロでも難しく、有名な投資家ウォーレンバフェットでさえ損失を出すときもあるのです。
だから素人の私たちはその値動きを予想するのでなくて、資本主義の成長とともに連動していくような優良な投資信託やETFに愚直に積み立てていくのです。
定期的に積み立てるということは、買う機会を逃さずに買えるということ。
毎月定額で定期的に積み立てることで、安いときはたくさん買えるし、高いときは少なく買う。株価はきれいな右肩上がりではなく、ギザギザと上がり下がりしながら、長い目で見ると成長していくのです。
定期積立は短期間で大勝ちすることはないですが、長い時間をかけてコツコツと資産を築くことができる合理的な手法なのです。
100戦100勝は狙いません。100戦あったら65勝35敗くらいで上出来なのです。
資産は複利で増えていく
100万円を年利率5%で運用したら1年後いくらになりますか?
答えは100万×5%=5万円増えるので、105万円になりますね。
じゃあ10年後は?
150万円じゃないですよ!
答えは162.8万円です。
なぜか。100万円5%で運用したら1年後は105万円ですよね。
2年後は100万円×5%じゃなくて!
105万円×5%になるのです!!
そう!増えた5万円分も上乗せして利率が乗っかっていくのです。
それが年を重ねるごとに雪だるま式に増えていくのです。
これが複利です。
かのアインシュタインも「複利は人類による最大の発明だ。」と言っています。
積み立てる銘柄選びが重要!!
積み立てる上での銘柄選びの前提が、長期的に右肩上がりになることです。
つまり、長期的に成長が見込めるものです。
となると、私は全世界、資本主義全体に投資をしてしまうのが良いかと思います。
日本単体で見ると少子高齢化で人口は減少しています。ですが、世界全体では人口は増加傾向です。人口だけが経済を判断する指標ではないですが、参考にはなると思います。
そもそも資本主義経済はお金が回ることで富を大きくしていきました。個別の会社であればその企業がうまくいくのか分かりませんが、資本主義全体で言えば成長していく可能性はかなり高いのです。
これが全世界の銘柄に投資するETFである、VTのチャートです。↓
![](https://invadersensei.com/wp-content/uploads/2021/01/img_4903.jpg)
年によってギザギザ上下しているものの、全体的に右肩上がりになってますよね。
むしろギザギザ上下している方が定期積立をしている身としては都合が良いのです。
優良な投資信託について書いた記事はこちらから↓
好みにもよりますが、アメリカの株価指数のS&P500に連動するETFや投資信託もおすすめです。
![](https://invadersensei.com/wp-content/uploads/2021/01/img_4902-1.jpg)
まとめ
なぜ定期積立で資産が増えるか。
①完全勝利を狙わずに、投資機会を失わない。
安いときを狙っているといつが安いときかわからず、結局株を買えず、投資機会を失います。
②複利で雪だるま式に増やしていこう。
③優良な投資対象に投資しよう。
優良な投資とは長期分散投資です。
はじめは少額からでもいいので、銀行預金のみで資産運用をしている人は、はじめてみてもいいかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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