やってはいけない資産運用3選。

お金

こんにちは。インベーダーです。

今回はやってはいけない資産運用3選ということで、ありがちだけどあまりおすすめできない資産運用を教えます。

なぜそれがおすすめできないかも含め解説します。最後におすすめの資産運用も紹介するので最後まで読んでいただければ幸いです。

1 貯金only

貯金自体はある程度必要なのですが、貯金だけで資産形成しようというのは間違いです。

貯金は安定資産なので減りはしませんが、増えもしません。

逆に、インフレになって物価が上昇すると、お金の価値が下がるので手持ちの10,000円は減らなくても、10,000円で買えるものは減っていきます。

生活費の会社員であれば6か月から1年分くらいの貯金があれば大丈夫なので、それ以外は他の金融資産にまわしてもよさそうです。

詳しくは別記事で解説しています。よかったらご覧ください。

貯金だけで大丈夫?貯金だけで老後資金を準備してはいけない理由。

2 保険商品

終身保険や保険会社の個人年金、教育資金では学資保険などです。

なにも保険を否定しているわけでなく、資産を築く上で保険を使うのはダメと言っているのです。

なかでも将来の資産形成で選びがちな終身保険と個人年金にわけて説明します。

終身保険

終身保険は死亡時に保険金がおりる保険です。しかも保証期間は一生涯なので、いつかは死ぬ人間にとって、いずれは保険金支払われる保険です。だから、月々支払う保険料も高い。

たしかに、支払う保険料と受け取る保険金だと保険金の方が多いのでお得感があります。

途中で解約しても解約返戻金がもらえます。一定期間過ぎれば解約返戻金の方が多くなるので、学資保険代わりに利用する人もいるくらいです。

一見、よい商品に見えますが、保険料の割にリターンが少なすぎます。

唯一、お得と考えられるのは、解約返戻金がほとんどもらえないような若い時期に死ぬことです。

これでは、はっきりいって命をかけたギャンブルです。早く死ねば私の勝ち。長生きすれば保険会社の勝ちです。

でも、死んでしまった後にお金をもらっても資産形成の意味がありません。

よっぽど今の資産がありあまってて、相続税対策が目的以外ではおすすめできる商品ではありません。

個人年金

個人年金は、例えば30歳の人が月に25,000円くらいの保険料を65歳までに払って、65歳から10年間100,000円受け取るみたいな感じ。

支払額が25,000円×12ヶ月×35年間=10,500,000円

受取額が100,000円×12ヶ月×10年間=12,000,000円

お得でしょ!?って思って契約しないでください。

まったく同じこと(25,000円×12ヶ月×35年間)を年利3%で複利で運用すると、、、

楽天証券積立シミュレーションより

どうですか?個人年金をやるより自分で運用した方が600万以上お得です。

自分で運用するのにiDeCoという自分年金のしくみを国が用意しているので使わない手はないです。

iDeCo口座は手数料や商品ラインナップからいってもSBI証券がオススメ!

私もこれでiDeCoをやっています。

税金面でも、個人年金はどんなに支払っても上限4万円までしか所得控除にできませんが、iDeCoなら支払った金額全額が所得控除にすることができます。

ちなみに、個人年金の例はかなり利回りのいいものです。大手であってもおそらく月々26,000円くらいの支払いになるはず。

それに、利回り3%で自分で運用する場合は株式50%、債券50%の安定的な投資信託で充分可能なものです。

これが株式100%のファンドだと年利5%〜7%くらいはねらえる水準です。

アカウント型の保険は即解約!

まだ終身保険や個人年金は良いです。

最悪なのはアカウント型と言って死亡保証や医療保証、ガン保険や就業不能保険などがセットになっているような保険です。

ラーメンにカレーにチャーハンに餃子に唐揚げがセットになったような保険です。

食べ物ならお腹いっぱいになって残してしまうから、もったいなかった、とか頼みすぎたとわかるのです。しかし、保険は目に見えないしお腹いっぱいにもならないので気が付かないのです。

このような頼みすぎのもったいないものを長い人だと40年間も毎月払っている人がいます。

もう一度言います。

即解約です。

3 銀行などで勧められた投資商品

退職金が銀行に振り込まれた時によくある話ですが、おすすめを運用があるとブースで接待され投資信託などを勧められるのです。

これらのおすすめ商品には絶対に手を出さないでください。

なぜなら、その商品はあなたの資産運用にとって良い商品ではなく、銀行があなたからがっぽり手数料を取れる銀行にとっては良い、ぼったくり商品なのです。

なんにも知識のない人が退職金という大金を抱えてきてるわけでですから、まさにカモがネギ背負ってきてるようなもんです。

ペイオフがどうのこうのと言ってきたら。その銀行口座に1000万だけ残して、あとは他の銀行に振り込むか、国債でも買ってください。

はっきり言って対面の銀行や証券会社で買っても良いのは国債くらいです。

まぁ向こうから、国債を勧めてくることは絶対にないでしょうが。。。(手数料が取れないので)

じゃあおすすめの資産運用は?

やはり、ご自身で運用するのが良いと思います。例えば、老後の年金だったらiDeCoです。

iDeCoは国が用意した自分年金の制度で、運用益がすべて非課税。(通常は約20%税金が引かれる)

年末調整でもその年に支払った金額が全額所得控除になります。

ただし、60歳まで取り崩すことはできません。

取り崩しがネックなのであれば、自分で普通に投資信託を積み立てるのもありだと思います。

投資信託の選び方はこちらを参考に。

優良な投資信託とは?

まとめ

やってはいけない資産運用としては以下の3つです。

①貯金only

②保険商品

③銀行などの窓口ですすめられる商品

貯金は今と昔とは違うので考え方を変える必要がありそうです。

保険商品と窓口販売商品の共通点は人を介していることです。

よくよく考えてみれば、勧めている保険販売員や銀行員の給料はどこから出ているのでしょう?

そう。それはお客さんからの手数料です。

今やネット証券で簡単に資産形成できる時代になったので、それを代行してもらうのに多額の手数料を支払い続けるのはもったいないです。

正しい知識を身につけてご自身の資産を増やしていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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