こんにちは。
この頃、家づくりブログと化したインベーダー先生ブログです。前回、家づくりエピソード1として自己理解の記事を書きました。
今回は家づくり・注文住宅と言えば間取り。って事で間取りの記事を書きます。
素人が間取りを作らない!
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間取りって考えてると楽しいですよね。LDKをどこに置くか?お風呂の広さは?
考えはじめると楽しくなっちゃって、自分で間取りを作りはじめちゃったりなんてこともあるかもしれません。こだわりの強い方なんかは本格的に図面を引く人もいるかもしれません。
気持ちはわかりますが、でも、間取りはプロに任せるべきです。
家は建物です。大前提で崩れてはいけないので、構造上のことや、建築法のことも配慮しなければなりません。だから、建築士というのは国家資格なのです。
なので、素人は間取りの勉強よりも自己分析、家族分析に努めましょう。あくまでも間取りは間取りのプロに任せるべきです。
施主は何をすべき?
前回の話と重なってくどいですが、やはり、自己分析だと思います。そして、そこで出てきた施主の思いなどを家という形にしてくれる、家づくりのパートナー選びに注力すべきだと思います。
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施主の「こんな家にしたい」という気持ちを形にする上で、建築士側と一定の信頼関係を、築く必要もあります。なので、誰と家を建てるかというのは大事なのです。
このメーカーは断熱材がどうだとか、耐震性がどうだとかの話も重要ですが、その担当営業マンや建築士が、どこまで自分たちの話しに耳を傾けてくれるのか。そして、その話しをどこまで汲んでくれるのか。その人との相性も含めて考えるべきだと思います。
いざ、間取りづくりへ
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自分たちの自己分析も十分で、家づくりのパートナーも決まれば、いよいよ間取りづくりです。とはいっても実際に図面を引くのは設計士さんになるので、その前段階の話。
話変わりますが、ヘアサロンなどで髪を切るときなんてオーダーしてます?
私が思春期のおしゃれしはじめの頃は、ヘアカタログの切り抜きを持参して、「これにしてください」ってオーダーしたら、できあがった髪型はなんかイメージと違う。
でも、さっぱりとした感じでとか、かなりアバウトなオーダーの方が意外としっくりときたりするもんじゃないですか?
しかも、美容師さんとの付き合いが長くて、自分の仕事とか性格とか服の好みとかを知ってる美容師さんだと、ほぼおまかせの状態でも下手にこちらが髪型を指定するよりもはるかにいい髪型にしてくれるはずです。
髪型の話長くなってしまいました(汗)。要するに、それと同じように、間取りもオーダーするのです。
例えば、悪い例
「LDKは20畳は欲しい。」
「狭くてもいいから書斎が欲しい。」
良い例
「家族全員が自然と集まれるような生活がしたい。」
「仕事がテレワークになる時があるから、その場所を確保したい。」
LDKは20畳は欲しいといえば、きっと設計士さんも20畳以上で図面は書いてくれると思いますが、その奥にある意図まで汲んでくれるかどうかはわかりません。
でも、家族が自然と集まれる生活。と言えば、LDKを広さだけでなく、他の部屋との動線や方角なども考慮して配置するはずです。
テレワークの件も、そのことを伝えるだけで、ただの書斎ではなく、1面を壁にして背景にできる工夫をしてくれるかもですし、Wi-Fi環境なんかも加味した設計になるかもしれません。第一、「狭くてもいいから」とありますが、狭いというのは個人の主観なので、どの程度が狭いのかもわかりません。
そうやって、自分のことをプロに理解してもらえると、自分では考えもつかなかった図面が出来上がるかもですし、逆に自分がこだわっていたことが、設計士の方と話しているうちに意外にも大事なことはそこではなかったことに気付くこともあるかもしれません。自分のことを理解した上で、コミュニケーションをとれば、自分の思ってた以上の、そして設計士さんは設計士さんのありのままの実力を発揮できるのではないでしょうか。
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