こんにちは。インベーダーです。半年前に新築を購入した経験やそのときに学んだことをもとにブログを書いています。
住友林業の家が気に入った。ぜひ住友林業で家を建てたい。でも、価格が高い。それでも一緒に一度の買い物で妥協したくない。というジレンマを抱えてる人へ、今回は住友林業でお得に家を建てるにはと題して、家のグレードは落とさずに、お得に家を建てる方法を書いていきます。これは、自分自身の経験と、もっとこうしておけばよかったと思うところも含めてこれから住友林業で家を建てる人の参考になればうれしいです。
心構え:妥協しない
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お得という前に、心構えから。家や部材のグレードを下げれば簡単に価格は抑えることができます。でも、どうして住友林業で家を建てると決めたのですか?おそらく、人よりこだわった家づくりがしたいと思ったからですよね。だとしたら、自分がこだわったポイントだけは絶対に妥協してはいけません。譲れないところは譲らずに、少しでもお得に購入するためには注意するポイントは次の3点だと思います。
1 契約前に徹底的に話を詰める
住友林業では図面を引いてもらうの5万円支払う
住友林業では契約前に設計士を入れて話を進めることができます。ただ、5万円の費用がかかります。これは他のハウスメーカーとちがい、敷居が高くなることかもしれませんが、中には設計士でなく営業さんが契約前の図面をところもあるようなのでそこをどう考えるかです。でも、逆に契約前に徹底的に打ち合わせをしても、5万円支払っているわけなので、開き直ってとことん打ち合わせをしてもらって当然と考えればいいかもしれません。
テンションが上がってすぐに契約しない
住友林業で家づくりを始めると素敵な提案や、フローリング材の質の高さに魅了されてすぐに契約したくなるかもしれません。でも、ちょっと待った!
契約する前にやるべきこと
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契約書を交わす前に、家族とも徹底的に話し合って、細かく何を採用するのか決めてください。キッチン、バス、洗面台、トイレ、外壁、間取り、床、建具、それに伴う細かいオプションまで決めた方がよいでしょう。細かいオプションとは例えば、キッチンだったら食洗器はどうするとか、ハンスフリーの蛇口にするとかです。なぜならこれらは家の金額を大きく左右する項目になるからです。
住友林業では、そのような項目が載っている冊子を渡されます。これを熟読して、家族と相談して採用するものを優先順位付きで決めてください。項目ごとに採用するものやオプションを家ノートにまとめておくと打ち合わせもスムーズです。また、冊子に乗っていないものでも、ぜひ採用したいものがあれば、打ち合わせのときに相談してみましょう。意外と叶えてくれるものが多かったり、似た提案をされることもあるので、気になったことは相談です。
なぜ細かく話を詰めるのか?
なぜ、ここまで細かく契約前に決めるかというと、契約後には値引き交渉はほぼできないからです。これを怠ったことで発生する問題が、契約書の金額とその後の打ち合わせを経て実際の金額が数百万円単位で上がってしまうことです。何も決めないで契約してしまうと、見積書のところは標準仕様で計算されてしまいます。住友林業で家を建てるのに、ほぼすべてが標準仕様のものをネット界隈では「じょぼりん」といっています。せっかく住友林業で家を建てるのだからそのメリットを生かすためにも、こだわるところには、ケチらず提案仕様を選択しましょう。そうすると、契約前はほぼ標準仕様だったものが、打ち合わせを通じて金額が膨れ上がります。既に契約もしているので、あとには引き返せません。金額を削れば、その分グレードも落ちます。そうならないために、少なくとも自分たちのこだわりポイントだけは契約前の見積もりに入れてもらってから契約しましょう。
2 相見積もりをとる
契約前には、住友林業1社だけではなくもう1社か2社を検討して、見積もりを出してもらいましょう。そのことは住友林業側にも「他にも検討しているハウスメーカーがあると」はっきり伝えます。
相見積もりをとる目的
相見積もりをとる目的は2つです。1つは比較することで本当にそのハウスメーカーでいいのかの判断材料になる。もう1つは値引き交渉の材料になることです。
それと相見積もりをとることで、ハウスメーカーに落ち度やトラブルがあった場合にもメーカーを乗り換えることもできます。そのくらいの本気度で競合相手を探した方がいいです。
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相見積もりをとる相手選び
そこで相見積もりをとるハウスメーカー選びですが、単純に自分の家づくりにあった気に入ったところを選んでください。もし木の質感を重視する家がナンバー1候補だとしたら、おそらくナンバー2、ナンバー3は似たような特徴をもったハウスメーカーだと思います。仮に、ナンバー1・2・3の特徴がバラバラであればご自身の家づくりに対する考え方をもう一度見直した方がよいかもしれません。
似た特徴を持っているハウスメーカーであれば、比較もしやすいです。イチローと本田圭佑はどっちがすごいかって言われても比較ができないのと一緒で、できるだけ近い特徴をもったもの同士をぶつけるといいです。
もう1つの目的である値引き交渉の材料を意識するならば、本命候補のメーカーよりも少し価格帯が低いところです。強調します、少しですよ。これが住友林業に対してローコストのメーカーだと、そもそも全く別の家をつくっていると思っていいと思います。家のつくり的なちがいはあきらかですしね。住友林業にローコスト住宅の見積書を見せて値下げ交渉をしたところで100%その金額に近づけません。それよりも、価格をとるか、いい家をとるかの2択を迫られて終わりです。住友林業にもプライドがあるので質を下げることは絶対しないでしょうし、むしろ安いのかいいなら安いのにすればって感じになります。
ちなみに同程度の価格帯もおすすめしません。なぜなら、相見積もりで出てきた金額が本命候補より高かったら値引き交渉の材料にならないからです。この場合には打ち合わせの内容は、金額の話より家の質を高める話になって、むしろ金額は上がります。(そのぶん家のグレードは上がる)
項のまとめ
長くなったのでまとめると、相見積もりをとるのは1社2社で、競合させるのは本命が大手であれば、似たようなコンセプトを持った中堅どころをねらうのがよいでしょう。
3 必ず値引き交渉する
住友林業は値引きに応じる
ハウスメーカーによっては値引き交渉を一切しないところもあります。それはそれで、はじめからその金額で設定しているからという企業の考え方もあるのでいいでしょう。しかし、住友林業は歴史の長い企業で値引き交渉に応じる企業です。ということは、値引き交渉をしないと損なわけです。
値引きをする上での注意点
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ただ、値引きはその営業さんや営業所の好意で行ってもらうことなので、値引きして当然という姿勢ではなく、そこに感謝の意を敬する姿勢をわすれずに。あくまでも、ハウスメーカーは家づくりのパートナーです。利害関係のある敵になってしまっては、絶対にいい家はできないと思っててください。
それと、営業さんたちも仕事です。値引きの前提には購入の意思があることは必須です。
値引きを得るためには労力を惜しまない
漠然と値引きしてくださいではダメです。しっかりと準備をして、値引きの根拠をしっかりと示す必要があります。そのためにも、契約前に話を詰めるとか、相見積もりをとるとかといったことを面倒でも行う必要があります。週末に疲れた体で2時間程度打ち合わせは大変な時もありますが、それで100万円値引きできたらよくないですか?週末2時間バイトして3か月で100万円稼ぐなんて無理ですもんね。
お得に建てる上で忘れちゃいけないこと
今回はお得に家を建てる方法を書きました。でも、忘れてほしくないのはいい家のつくるためにみんなががんばっていることです。たしかにお得につくることは大切ですが、目先の利益にとらわれて、本質が見えなくなってしまうようではダメです。冷静になって家づくりのパートナーとしての絆を深めながら、互いをリスペクトしながら交渉していくといいと思います。そのために、施主がやらなければならないことも多いと思いますが、そこは自身の家のために踏ん張ってみてください。きっと思い入れのある家になるはずです。
「初心忘るべからず」
家づくりを始めたころの気持ちを思い出して、みんなが幸せになる家づくりを目指してください。
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