住友林業のおすすめポイント

家づくり

こんにちは。インベーダーです。半年前に新築を購入した経験やそのときに学んだことをもとにブログを書いています。

私は住友林業で家を建てました。今回は実際に住友林業で家を建てて、そこに住んでいる私からおすすめなポイントや、ちょっとうーーんなポイントを紹介します。今ハウスメーカーを検討中などの人の参考になれば幸いです。

住友林業の概要

住友林業株式会社は、東京都千代田区大手町に本社を置く、日本の企業。林業・木材建材・住宅事業・不動産事業などが事業の中核である。現在では、木材・建材事業よりも、住宅・不動産事業での売り上げが大きい。(ウィキペディアより)

住友林業は自社で森林を保有しておりその面積が総面積約47,967ヘクタールにも及び、これは日本国土の約800分の1に相当するそうです。なので、住宅事業以外にも業者に建材を卸すことも行っています。木に対してのこだわりがうかがえて、最近では木造で高層ビルを建てるプロジェクトもあります。

個人的にはCMも好きで、加瀬亮さんと長澤まさみさんが出演していることでもおなじみです。なかでもこのCMが好きで、うちでも息子とマネしてやっています。

住友林業のおすすめポイント

木の質感

住友林業で建てた方の満足度1位がこの項目で、我が家も例にもれず木の質感に満足しています。特に住友林業でこだわった方がいい部材はです。1Fは標準で無垢床が選べますが、個人的にはここはオプションであってもこだわって選んだ方がよいと思います。それと、インテリアにも壁にウッドタイルや、天井にハーモシーリングという木の質感を生かしたインテリアが採用できます。

それと壁紙も標準のものが紙を使用しているものなので自然素材にこだわりたい人などはおすすめです。

間取りの自由度

住友林業はビックフレーム工法を採用していて柱が通常の5倍太い柱を採用しているため、木造なのに大空間を作れたり、設計の自由度が高いです。ハウスメーカーによっては断熱や工法の関係で間取りが制限されるところもあるみたいです。ただ、うちはビックフレーム工法は採用しておらず、軸組のマルチバランス工法を採用しています。実は、打ち合わせの時にうちの設計であればマルチバランスであっても構造計算が取れるとのことで、だったらその方が価格を抑えることができると提案してくださいそうなりました。

先進のテクノロジーが将来の間取り変更を容易に。

提案力

一級建築士の登録者数が業界でもトップクラスであり、契約前から設計士がついて提案してくれます。ただ、この設計をしてもらうのに5万円の登録料がとられます。ただ、契約前に様々なことを打ち合わせで詰めることができます。

先の工法の提案でもそうでしたが、自分たちの要望を上手に取り入れてくれました。

例えば、うちはリビング階段でしかもアイアンのスケルトン階段が理想でした。しかし、それがかなり高額でした。でも、設計の方が工夫してくださり、通常の階段でもリビングと階段に抜け感のある設計を提案してもらい、今はとても満足しています。

シロアリ対策

木造住宅で一番恐いのがシロアリです。シロアリは家そのものを倒壊させるリスクがある害虫です。住友林業は部材の大部分を国産材で占めており、建物の周囲にタームガードという薬剤システムがあります。(5年ごとに薬を注入)ちなみに、なぜ国産材がいいかというと、シロアリは外国材のホワイトウッドはよく食べ、国産の木はシロアリ被害が少ないらしいのです。その中でもヒノキは防虫成分があるらしく食べられにくいそうです。昔から木造建築でヒノキが使われていたのもうなずけます。

住友林業のうーんな点

価格が高い

はっきりいって高いです。提案工事(オプション工事)には10%程度の通称きこりん税が加算されます。おそらく他の木造住宅とくらべても高いと思います。木造住宅の中ではスウェーデンハウスや三井ホームと同価格帯になるのでトップクラスの価格帯です。おそらく、住友林業の家が気に入ってるけどちょっとな〜と感じている人のほとんどはこの価格がネックになっていると思います。

性能がものすごく高いわけではない

ここでの性能とは主に断熱性能のこと。耐震性能はしっかり等級もとっているので問題ないかと思います。断熱性能は悪いわけではないのですが、他社の一条工務店やスウェーデンハウスと比べると劣ります。住友林業は涼温房というのをうたっていて、あくまで自然派な家づくりを目指してると思われます。風の通りを計算したり、軒の出で日差しの入りを工夫したりしていくような考え方です。建物をガチガチの高気密高断熱って感じではないので、家づくりに対する考え方に賛同できるかがポイントになりそうです。

こんな人は住友林業に向いている

自然派素材にこだわりたい。木への質感や雰囲気にこだわりたい人にはもってこいなハウスメーカーです。それも、多少金額がかかってもそういった項目を重視して、こだわって家づくりをしたい人にはいいのではないでしょうか。

住友林業自体が木へのこだわりがあるので、部材の大部分が国産の木でつくられており、本物志向な方にもおすすめです。木を専門に扱うだけあってシロアリ対策にも力を入れている点も安心です。

また、間取りや設計も自由度が高いので自分たちならではのオーダーメイド間を出したい人や、木を生かしたデザインを求める人にも向いています。

まとめ

いかがだったでしょうか。私自身が住友林業で建てたので、私自身のおすすめポイントを書いてみました。他のハウスメーカーで建てたわけではないので住み心地の比較はできませんが、9か月ほど住んでいて、満足度は高いです。それも、私の家づくりの考え方にとても近かったことがその要因だと思います。今回の記事も、家づくりをする人・住友林業を検討中の人たちの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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