こんにちは。前回住宅購入の予算について書きました。おそらく、ごく一部の人を除いてほとんどの人は住宅ローンを組んで家を建てることになると思います。私も多分を漏れず、住宅ローンを組んで住宅を購入しました。
今回は住宅ローン編として、どこで住宅ローンを借りるかということをテーマに書いていきます。
住宅購入は人生のターニングポイントにもなる重要な選択が多いです。特に、お金に関することは人生を左右します。だから、自分の予算をしっかりと認識することが重要であることは前回の記事にも書きました。予算がわかって、家づくりの覚悟ができたらば、あとはその金額を貸してくれる金融機関を探すことです。
住宅ローンはどこで借りる？
住宅ローンを組むうえでの窓口は３つほどあります。
①不動産屋・ハウスメーカー経由 ②銀行に直接足を運ぶ ③インターネット
① 不動産屋・ハウスメーカー経由
土地を買った不動産屋さんや家づくりを担当するハウスメーカー経由で金融機関を紹介してもらう方法です。特に大手の場合はグループ企業に金融機関を持っている企業もあるので、そこで優遇金利を受けられることも考えられます。
それと一番のメリットは住宅ローン手続きのほとんどを、ハウスメーカーの営業さんが行ってくれることです。実は、住宅ローンを組むのってめんどくさいんです。でも、書類の個人情報を書く欄や勤務先に書いてもらう欄以外の情報はハウスメーカー側が書いてくれます。（建物についてや土地についてなど）もし、これを情報をもらって自分で書くとなるとかなり大変です。しかも、手続きに至るまでやってくれて、入金も金融機関からハウスメーカーに直接支払われるので、入金を確認して、送金する手間もありません。ただ、金融機関が限定されることになるので、あらかじめいいと思っていた金融機関がある場合にはそれを選べないこともあります。
メリット・デメリットをまとめると。
メリット
・提携している場合に優遇金利が適応されることがある。
・住宅ローン手続きのほとんどをハウスメーカーの営業さんがやってくれる。
デメリット
・金融機関の選択が限定される。
②銀行に直接足を運ぶ
直接銀行に行く方法。金融機関の多くは土日でも住宅ローン説明会を開いていたり、ローンセンターを設けていて土日も営業しているところもあるので、平日勤務の人でも大丈夫です。メリットは銀行員に相談できるので、どのくらいローンが組めるか不安な場合の相談や、提出書類の不明な点を対面で確認できます。それと、自分で好きな金融機関を選択できることです。金融機関によって金利や借入額の審査に差があるので、それを広く選べる点です。ただ、自分で足を運ぶ必要があるためその分手間が生じてしまいます。
メリット
・銀行員に対面で相談できる。
・金融機関の選択の幅が広い。
デメリット
・銀行に直接行く手間。複数の金融機関で検討する場合そのぶん回らなくてはならない。
③インターネット
ネット銀行を利用するケースです。審査から申し込みまでネットで完結するので銀行行く手間はないですが、審査書類の作成や申込書類の作成など自分でやらなければなりません。ただ、そこに人や店舗を介していない分、金利などお得なプランが多い。
メリット
・金利などがお得。
デメリット
・対面での相談ができない。
私の場合
私は土地と家を①と③を融合する形で住宅ローンを受け、外構は地方銀行のリフォームローンを受けたので②を使いました。①と③の融合っていうのは、実は以前より住信SBIネット銀行を使っていて、金利やサービス面でここで住宅ローンを組もうと思っていたんです。その旨をハウスメーカー側に伝えたところ、提携していることがわかり、ハウスメーカーを通して住宅ローンを組むことになったのです。うちは住友林業さんにお願いしたので、言われてみれば確かに住友系だし。。。ってことで、ハウスメーカー経由のネット銀行住宅ローンを組むことに。
実例、得したこと
住信SBIネット銀行の住宅ローンは変動金利がたしか0.457％と低金利。団体信用生命保険も付いていて、繰り上げ返済手数料も無料だったので、提携でなくてもここにしようと決めてました。
それに、住友林業を通したことでハウスメーカーが手続きをサポートしてくれた。というか、ほぼやってもらっちゃいました。しかも、金利が提携金利で0.415％に！！さらに、つなぎ融資も提携先ということでなくなりました。
※つなぎ融資・・・注文住宅の工事代金の支払方法や時期は、ハウスメーカーや工務店と結ぶ請負契約書に「着工時・上棟時・引渡時に代金を3 回に分けて支払う」などのように定められていることが一般的で、住宅ローンの実行前にまとまった資金が必要になる場合があり、その実行前の資金を借入するための融資で金利は一般的な融資と同程度。住宅ローンが実行されたら返済する。
それにくらべると銀行のローンは自分で契約書をコピーしたり、領収書をコピーしたりとやることが多く感じてしまいました。ちなみに、外構もハウスメーカーで頼むと住宅ローンが使えます。
以上。参考になればありがたいです。
コメント