
こんにちはインベーダーです。
今回は厚切りジェイソンさんの「ジェイソン流お金の増やし方」という本を読んだのでその紹介をしていきます。
本の感想
読みやすい
字が大きく、かなりサクサク読めます。
それと、文章の書き方が厚切りジェイソンさんの語り口で書かれていて読みやすいです。
私はエンタの神様で厚切りジェイソンさんのネタを見ていたこともあり、ジェイソンさんがどんなふうにしゃべるかもわかっていました。この本では、本人の語り口で書かれていたのでジェイソンさんがしゃべっているようにサクサクと読み進められます。なので本を読むのが苦手、活字を読むのが苦手な人でも抵抗なく読めると思います。
これからお金の勉強を始めようという人におすすめ
この本は支出をなるべく少なくして、必要な現金だけをキープしておいて残りは投資するという、資産形成をする上でシンプルな考えで書かれています。
投資についてもインデックス投資であとはほったらかしておく、初心者向けかつ正攻法な投資スタイルで楽天証券を使った投資のやり方まで書いてあります。

ところどこにジェイソンさんの考えや、why?japanese people!的なツッコミ要素もあり楽しく理解できそうです。
インベーダーの考えと共通するところ
ここからは私、インベーダーの考えと共通することや違うことなどを書いていきたいと思います。
投資の軸がインデックス投資であること
ジェイソンさんの投資法はシンプルでひたすら全米株式へのインデックスファンドに分散投資をしている点。そして、それを売らずにホールドし続けるという投資法をとっています。
私もインデックスファンドへ毎月一定額を積立投資しています。
インデックス投資はシンプルに積み立てていくだけの投資法ですが、いつ買うかという機会損失を逃さず、80点を取りに行くような投資方法だと思います。
住宅ローンを良い借金と捉えていること
子どもが3人いるというジェイソンさん。住宅も持ち家派なのは私と共通。住宅ローンの金利が変動金利で1%を切っている現在では5%の期待利回りで運用している方が得です。
無理に繰上げ返済するのでなく、着実に投資をしながら低い金利でお金を借りられるというのは良い借金だと私も思います。もし、繰上げ返済するとしたら、投資の利回りよりローンの金利が上回るような状態ではじめて繰上げ返済を考えるかもしれません。
金融教育に関心がある
インベーダーさんは3人の子どもがいて、お子さんにお金の教育をしています。「日本の教育はなんでも学校に任せすぎ」など子どもの教育に対しても自身の哲学を持っていることはとても尊敬します。
私は子どもがまだ小さいのですが、彼らが成長していく過程でお金の教育をしていきたいと思っています。
インベーダーの考えとちがうところ
インデックスでも私は全世界派
ジェイソンさんは米国株のインデックスでしたが、私は全世界に分散投資をしています。理由は以下のとおり。
- アメリカだけがずっと成長し続けられるかわからない
- 全世界株でも半分以上はアメリカ株
- 他の国が成長しても勝手にリバランスしてくれるので本当にほったらかしでも大丈夫
全額をインデックス投資していない
ジェイソンさんの場合資産を増やすことで選択の自由を広げるという目的があります。
私の場合、投資をする目的がわりと細かくはっきりしています。インデックス投資は老後資金や子どもの教育資金として行っています。
そのほかの余裕資金は高配当の個別株やETFに投資して、現在の生活をより豊かにするという目的のために投資をしています。
あと、個別株などをやることで投資の勉強もしているという点もあります。ジェイソンさんはシュミレーションでやっていますが私は実戦で行う派です。
おわりに
初心者向けの本と言いましたが、あらためて自分の投資スタイルなどを振り返る良いきっかけになるような本だと思います。読んでいてすごいなと思ったのは、自分の人生のために愚直に自分の信念を貫き、それを実行し続けるというところです。だから、ジェイソンさんの言うことには説得力があるし、彼の考え方や物事の見方が好きになると思いました。
私の大好きな芸人さんのひとりです。
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