注文住宅で入れてよかった設備、オプション3~吹き抜け~

家づくり

こんにちは。インベーダーです。半年前に新築を購入した経験やそのときに学んだことをもとにブログを書いています。

今回も自分が注文住宅を建てておすすめのオプションを紹介します。

特に私のお気に入りのオプション。というか間取りといってもいいと思います。

吹き抜け。

じつはこの吹き抜けというものは、非常に賛否両論あるものなので、実際に採用した私の意見も交えながら書いていきたいと思います。

吹き抜けとは

1階の天井部分=2階の床部分をぶち抜いてしまって、1階と2階を連続させたスペースのことです。

ビジュアル的にはこんな感じ。SUUMOさんより画像を拝借。

住友林業 広い中庭+大開口の吹き抜け 視線を遮り、空を楽しむ都市の家の建築実例画像1
SUUMOより

いいですな~。この開放感が素敵です。

吹き抜けのメリット

開放感

なによりのこの開放感です。さっきフライング気味に言ってしまいましたが。。。

大好きなのが床にゴロンとねそべって、上を見上げると高い天井とそこからのぞく青い空!11月くらいから日が低くなるので、日向ぼっこしながらポカポカしてこの景色は最高です。

それと、南側に家が建っていて日照がとりにくい人は、南側に吹き抜けをとるのはおすすめです。

一体感

1階部分と2階部分がつながっているので、1階と2階との一体感が生まれます。

これは、我が家のように共有スペースを増やしたい人にとってはメリットですが、プライベート空間を重要視する人には不向きかもしれません。

隠れメリット① 全力で高いたかーい!!

これまでは一般的に言われている吹き抜けのメリットでした。ここからは私独自の隠れメリット。

子どもが小さい人は必見!全力でたかいたかいができる。

家でたかいたかいをすると、子どもの頭が天井にゴンッ。なんてことも。

でも、吹き抜けのところでたかいたかいすれば大丈夫。

フルパワーでたかいたかいしても、頭ゴンッにならないので、パパの威厳を見せつけることができます。こんなことでしか威厳を見せつけられない自分(泣)

それと、肩車もへっちゃらです。

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ライオンキングより

※たかいたかいも肩車も十分に注意してください。

隠れメリット② 布団干しに便利

我が家は妻が花粉症です。ですので、春ごろは外に洗濯物を干すことはできませんし、布団を干すこともできません。

そこで役に立つのが吹き抜けです。

吹き抜け部分の手すりに布団を干せば、布団を室内干しできます。

シーツや敷きパッドを洗濯したときも自宅で簡単に部屋干しできます。以前の賃貸時代ではそれができずに、コインランドリーに行って乾燥のみおこなっていました。

吹き抜けのデメリット

一体感が強すぎる

メリットにも上げた一体感ですが、これは人によってメリットと感じる人と、デメリットと感じる人といると思います。1階の声や音が2階に筒抜けになるので、ある程度空間を区切りたい人からすると不向き。

床面積がもったいない

1階と2階をぶち抜く都合、そのぶんの2階スペースが削られます。我が家の場合、4.5畳の吹き抜けがあるため、それを採用しなければそのぶん書斎をつくることもできたことになります。

冬は1階部分が寒い

冷たい空気は下へ下へと流れてくるので、冬は1階部分に冷気が流れてきます。

実際はどうかというと、確かに冷気が流れてくる感覚は吹き抜けの下にいると感じますが、そこまでです。むしろ、以前の賃貸の方が寒さは感じていたので、家の断熱性能によるところが多い気がします。

気になる人は、1階の吹き抜け部分の床にラグを敷くなしてみるといいかもしれません。また、無垢床等にすると一般のフローリングよりひんやり感は軽減されます。

冬であっても南側に吹き抜けをつくると、日中の日の光が大量に差し込んでくるのであたたかいです。我が家では晴れていれば10時から5時くらいまでは、真冬でも暖房を付けずに過ごせます。

冷暖房の関係で光熱費が気になる

私はケチです。なので、ここはかなり気にするところでしたが、吹き抜けのメリットの方が勝ち採用しました。たしかに、冷暖房をつける時は精神的なもったいない感を感じます。でも、実際に住んでみて夏の電気代で月10,000円ほど、ちなみにガスは2,000円。冬はガスの床暖房を採用しているので、電気とガスを合わせても16,000円ほど。自分はデメリットとして覚悟していたところもあったので、安く収まった感が強いです。

耐震上の問題

耐震の話では、一般的に柱や壁面という縦の軸を重視する人が多い気がします。もちろん、それも大事ですが基礎や梁といった横の軸も大事です。

当たり前ですが、2階建ての住宅だと1階と2階の間に、1階でいう天井・2階でいう床が入ります。なので自然と横軸が強化されているのです。

でも、吹き抜けをつくるとそこの部分が抜けているので、耐震上の問題が出てくるというわけです。

ただ、これは構造上の話になるのでプロに任せるのが筋です。

ちゃんと、構造計算を行っていて、きちんとしているところであれば、吹き抜けの大きさを考えてくれたり、梁を出したりしてそのへんのことをきちんとやってくれるはずです。

吹き抜けを採用するときの注意点

吹き抜けをつくるなら南側が超絶おすすめ

吹き抜けをつくるなら絶対南側です。

南側にすることで、日射や開放感を最大限に発揮することができます。布団を干すにも絶対南側にあった方がいいです。ちなみに、玄関とかを吹き抜けにする人が多いですが、個人的にはあまりメリットを感じません。むしろ、玄関を入って冷気が吹き込んで寒々しい感じがするし、開放感があっても玄関で日常生活は行わないですからね。

窓の掃除を考えておく

吹き抜けの上部の窓がなかなか掃除できない場所になるので、きれい好きな人は掃除法を考えておく必要があります。

吹き抜けの大きさを考える

吹き抜けは大きけりゃいいってもんでもないです。そこから得られるメリットをよく頭に入れて適正に配分する必要があります。逆に大きすぎると、2階床面積もったいない問題や耐震上の問題などが発生します。

実際に吹き抜けを採用してみて・・・

住宅の中でも採用すべきでないという意見もある吹き抜け。たしかに、一般的に家をつくるのであればデメリット・失点の少ない家づくりをするべきなので、デメリットが見えている吹き抜けを採用すべきでないかもしれません。

しかし、それでも私は吹き抜けを採用してよかったと思っています。

この吹き抜けがあるところは我が家のリビングがあります。そこに吹き抜けをつくったことで、大量の日が差し、日中は暖かくなり、家族が集まります。そしてそこで行う、全力の高い高-い!!(笑)これがあるだけで、吹き抜けのデメリットには目をつぶれます。

注文住宅の家づくりは、オーダーメイドです。無難な選択は悪くはありませんが、自分のこだわりたいところは攻めの姿勢でアグレッシブにいきたいです。吹き抜けで迷っている人は、新居での新しい暮らしをイメージしながら家族と相談してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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