
こんにちは。インベーダーです。
昨年の3月にFP3級に合格することができました。今回は私が実践したFPの勉強法や勉強スケジュールの目安をお伝えします。これからFPの勉強に挑戦しようとする人たちの参考になれば幸いです。
私の合格体験記は下の記事から↓

準備〜おすすめ教材〜
私が使用したおすすめ教材はテキスト1冊、問題集1冊の合計2冊です。
多色刷りで見やすく、わかりやすいです。分厚いですが、流し読みするだけでも理解できます。
正直、この2冊を徹底的にやり込めば余裕で合格までたどり着けるので、問題集をやり終えたからといって、ちがう問題集を購入する必要はありません。
強いて言えば、問題演習をやるノートを100均などで購入する程度でよいと思います。
インベーダー式FP学習法
1 テキストの通読
まず、テキストを一度通して読みます。
ポイントは
理解しようと読む、けど、忘れても気にしないです。
理解できるまでテキストは読みますが、進めていくうちに忘れていくもの。忘れても気にせず、どんどん先へと進めていきます。
ここでのねらいは、自転車でいう一漕ぎ目をすること。身につけるのは問題演習で行うので、その問題演習をやったときに、「そーいえばこんなことあったなー」って思える程度にしておけばよいです。
2 問題演習
次に、問題演習。
テキストを通しただけなので、できなくて当然。でも、いくつかはできるものもあります。
重要なのは、問題を解くことよりそのあと。
間違えた問題は、そこがわかっていないということなので、問題集の解説やテキストにもどって理解し直します。
そうして、問題集を最後まで回してください。
これが、自転車の二漕ぎ目。
3 ひたすら問題集を回す
あとは、ひたすらに問題演習を繰り返し、まちがえたところを理解し直しましょう。回せば回すほどできない箇所が減っていくはずです。
ここまで来ると、自転車のペダルをスイスイ漕いでいくように学習を進められます。その中で抜けている知識を覚え直しながらできればほぼ完璧。
インベーダー式、合格スケジューリング
勉強方法がわかったところで、次は合格までの道筋、つまり勉強スケジュールの立て方です。
一般的には合格まで80〜150時間の勉強時間と言われますが、私はあまり勉強時間を気にしません。結果、合格できるための知識が習得できれば良しなので。
私はズボラなので計画もゆる〜く立てます。スケジュールは3ヶ月〜4ヶ月程で考えます。
FP3級では以下の項目を学習します。テキストや問題集もこの項目ごとに構成されています。
- ライフプランニングと資金計画(社会保険、年金など)
- リスク管理(生命保険などでどうリスクヘッジするか)
- 金融資産運用(うまく投資するための方法)
- タックスプランニング(所得税とか住民税とか)
- 不動産(不動産取引など)
- 相続・事業承継(相続、贈与など)
1 はじめの2週間はテキストの通読
まずは、テキストを通読を2週間程度で行います。1週目は項目1〜3、2週目は項目4〜6といったようにです。
確保できる勉強時間によって1週間ほどでできてしまう人はそれで良しなので次に進めます。
2 1週間に1項目のペースで問題演習を進める
次に1回転目の問題演習を、各項目1週間で学習するようにします。
1週目はライフプランニング、2週目はリスク管理といった具合に進めていきましょう。
そうすると大体、2ヶ月程で1回転の学習が完了する様になります。
3 1週間に2項目のペースで問題演習の2回転目
そして、2回転目は1週間で2項目を学習するようにします。内容は問題演習中心で、間違えたところのみテキストに戻って復習します。
1回転目よりできる問題も多くなり、解くスピードも早くなるので、1回転目よりも2倍のペースで進めましょう。
4 さらにペースを上げて問題集を回す
あとは、どんどん問題集を回します。最終的には1項目1日(項目によっては2項目1日)のペースで回せるようになります。最低でも問題演習を3回転、(できれば5回転)すれば合格レベルに達しているはずです。
スケジュールの調整方法
学習内容の6つの項目はあくまで項目です。
項目によって内容のボリューム、勉強のしやすさ、自分の得意、不得意などちがいがあります。
1項目1週間はあくまで目安です。仕事やプライベートの忙しさや項目によって、1週間よりかかるところもあれば、3日程度でできてしまうこともあります。
3ヶ月で最低でも問題集を3回転くらいに考えてスケジュールを微調整していくと、モチベーションが維持できて、良い結果が期待できるかもしれません。
おわりに
FP3級はお金のこと全般を学ぶのに適した資格だし、学ぶ上でも良い目標になるはずです。
今回、私が紹介した学習方法がこれからFPを学ぶ人たちの参考になれば幸いです。
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